眼科

概要・特色

眼科では、白内障、緑内障から糖尿病網膜症など眼科一般について診療を行い、手術治療を実施しています。常勤2名、非常勤2名。視能訓練士は常勤1名、非常勤2名で診療にあたり、最先端の眼科医療を実現するよう努力しています。

◇白内障手術(乱視矯正対応)

2.4mm前後の小切開で、より効率のよい安全な手術が可能となりました。平成22年から、乱視の強い患者様に、乱視矯正用の特殊眼内レンズを挿入しております。こちらは患者さんに差額料金をいただくことなく使用しており、裸眼視力の向上が得られ、大変喜ばれています。手術日程は、通常1泊入院ですが、日帰り手術も可能です。両眼手術の方は、2回の入院が必要です。
平成28年度  白内障手術件数 614件

◇糖尿病網膜症

糖尿病がある方は眼科の初期受診が必要です。眼底出血、硝子体出血、網膜剥離、黄斑症、緑内障を起こして放置すれば失明する危険性があります。当院では眼底検査、3次元眼底解析装置(OCT)で網膜を細かく観察し、蛍光眼底造影検査にて網膜症の進行度を評価いたします。治療は局所薬物注射や網膜のレーザー治療を行い、必要な方には硝子体手術を適時行います。当院には最新のパターンスキャンレーザーが導入されており、短時間で痛みの少ない治療が可能となっております。まずは、チェックのつもりでぜひ受診してください。

◇緑内障

緑内障は、視野が狭くなり、高度に進行すれば失明にいたる疾患です。早期発見、早期治療開始が大切です。近年、3次元眼底解析装置が、早期発見や進行度の判定に役立っております。点眼治療、定期的な視野検査を続けることが大切であり、レーザー治療や手術が必要になることもあります。緑内障は継続的な治療が大切ですので、治療を自己中断せず、定期的に通院していただくようお願いしています。

◇黄斑前膜(黄斑上膜)、黄斑円孔

「物が歪んで見える」という症状は目の奥にある網膜の病気のサインである場合があります。黄斑前膜、黄斑上膜という疾患は物を見る中心の網膜黄斑に不要な膜ができて、視界を歪めたり、視力が落ちたりする疾患です。手術により膜を取り除くと、歪みがなくなり、視力の回復が期待できます。黄斑円孔は黄斑に穴があく疾患で、視野の中心が暗くぬけて見える病気です。硝子体手術以外に治療法はありません。当院では、熟練した医師による手術が可能です。

◇加齢黄斑変性(ルセンティス・アイリーア・マクジェン硝子体注射)

加齢黄斑変性は近年日本人の発症率が上昇している疾患です。これまでは有効な治療法がありませんでしたが2009年1月に抗VEGF抗体が承認され硝子体内に注射することにより新生血管を抑制し、視力や歪みの改善が望めるようになってきました。当院では蛍光眼底造影検査を行い治療の適応を見極めた上で安全を考慮して手術室で硝子体注射を行っております。注射後も定期的に通院していただき、経過を診させていただきます。

◇網膜(中心・分枝)静脈閉塞症

網膜の静脈が詰まることによって、眼底出血や網膜のむくみをきたす疾患です。急に視力が落ちたり、物が歪んで見えたりします。近年、薬物治療(抗VEGF抗体硝子体内注射、ステロイドの眼注射)や網膜レーザー治療で視力の改善が得られるようになってきました。それでも視力回復がおもわしくない場合は、硝子体手術を選択する場合もあります。多くの選択肢からその方に合った治療法を選んでいきます。

◇眼瞼内反症、睫毛内反症、眼瞼下垂

まぶたが内反して、睫毛が角膜に触る病気が眼瞼内反症です。睫毛の方向が悪く、眼に触るものが睫毛内反症です。角膜に傷ができるので手術で治すことをお勧め致します。眼瞼下垂は。重症筋無力症など全身疾患からくるものもありますが、加齢からくるものも多く、視界が狭くなりうっとうしいものです。まぶたを上げる手術を行っておりますので、ご相談ください。

その他眼科疾患全般について、外来、入院にて対応しています。

対象疾患と診療内容

白内障、緑内障、眼瞼・結膜・角膜疾患、網膜硝子体疾患等の治療、手術

白内障日帰り手術、入院治療、乱視矯正白内障手術

緑内障レーザー治療、手術治療

糖尿病網膜症網膜光凝固治療、局所薬物注射、硝子体手術治療

黄斑前膜(黄斑上膜)、黄斑円孔、網膜剥離網膜光凝固治療、硝子体手術治療、網膜剥離手術

加齢黄斑変性症抗VEGF抗体硝子体注射

眼瞼下垂、睫毛内反、翼状片外眼部手術

(小児の全身麻酔下での手術には対応しておりません。)

◇診療施設

【外来】 非接触型眼圧計・超音波診断(A・B)装置・3次元眼底解析装置・非接触型眼軸長測定装置・網膜光凝固装置(マルチカラーレーザー)・YAGレーザー・無散瞳眼底カメラ・蛍光眼底カメラ・角膜内皮細胞顕微鏡検査装置・角膜形状解析装置・緑内障スクリーニング装置(FDT)・ハンフリー視野計・ゴールドマン視野計・ヘス眼球運動検査器機・網膜電位図(ERG)・調節機能検査装置 (アコモドメーター)・大型弱視鏡
手術室 超音波白内障手術装置・硝子体手術装置・眼内レーザー・眼内照明装置・冷凍凝固装置

医師紹介

眼科部長

東京医科歯科大学
臨床教授
高原 眞理子
資格等 医学博士、日本眼科学会専門医
専門分野 白内障、糖尿病網膜症、眼科診療一般
医員
井出 光直
資格等 日本眼科学会会員
専門分野 ぶどう膜炎
眼科診療一般
医員(非常勤)
住友 沙織
資格等
専門分野 眼科診療一般
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